時代はオフショア金融取引へ！
オフショア（offshore）とは「沖の、沖での」とか「海外の」
の意味があるように、自国以外の地域、自国の管轄外地域、
のような意味があります。
タックス・ヘイブン(tax haven・税の避難所)の別名が示すように、
税制面で優遇されていることから
多くのヘッジファンドや金融機関が本拠地を設け、
そこには世界中の富裕層の資産が集まることから、
このような国や地域はオフショア金融センターとも呼ばれています。
元々はイギリスが海外に住む自国民の為に作られた制度で、
そのためオフショア地域にはイギリス領のものが多く存在します。
具体的には、マン島ＴＴレースでお馴染みのマン島、
イギリス海峡に位置するチャネル諸島（ガンジー島・ジャージー島）、
大西洋ではバミューダ島、ケイマン諸島が挙げられます。
また「沖」にあるわけではありませんが、世界の資産家が資金を預ける
スイスやルクセンブルク、香港、シンガポールも
オフショア地域ということになります。
収益に対しての税金がほとんどかからない、
また秘守性が高いこれら地域・制度を、
資金に余裕のある人は利用しない手はないですね。
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